Windows PE環境の構築を補助するスクリプト
…とは
複数台のPCにWindowsを展開するときに必要なる仕組みですが、ある程度の診断やデータ復旧に利用できたり、公式のパッケージを導入すればBitLockerをサポートしていたりと何かと便利です。
その環境の構築を補助するといえば大げさではありますが、クリックしていけば起動可能なISOイメージを作成できます。
動作環境
表示の崩れはあるでしょうが、おそらくWindows 8.1以降であれば動作します。
あらかじめ使用したいバージョンのWindows ADKをインストールしてください。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/hardware/dn913721.aspxmsdn.microsoft.com
※おそらく動くでしょうが、こちらで動作確認をおこなっているADKは"Windows ADK for Windows 10 バージョン 1511"になります。
FFUイメージの中身を確認する
プロビジョニングされたUWPアプリのパッケージを削除し、既定のユーザープロファイル読み込み時にインストールされないようにする
Windows 10のアップグレード (1511→1607) によりこの手順で削除したUWPアプリのパッケージが一部復活することを確認しました。
Windows 10, Version 1607よりプロビジョニングパッケージで削除する方法がサポートされましたので、CB、CBBで運用している場合は使用を検討しましょう。
morokoshi.hateblo.jp
この操作ではユーザーごとにインストールされているパッケージではなく、コンピューターに保存されているパッケージを削除します。
通常はIT管理者が行うことを想定しています。
戻す方法は調べておりませんので、操作は慎重に行いましょう。
PowerShellで管理者として実行します。
#インストール済みのパッケージ名を取得します #Get-AppxProvisionedPackage -Online | Format-List -Property PackageName #電卓などいるものはコメントアウトします #電卓 #Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.WindowsCalculator" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online #フォト #Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.Windows.Photos" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online #Groove ミュージック #Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.ZuneMusic" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online #ストア #Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.WindowsStore" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online #Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.WindowsSoundRecorder" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online #Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.WindowsAlarms" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.SkypeApp" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.BingWeather" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.Getstarted" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.ZuneVideo" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.MicrosoftOfficeHub" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.3DBuilder" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.Messaging" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.BingSports" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.CommsPhone" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.XboxApp" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.WindowsMaps" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.People" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.Office.Sway" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.BingFinance" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.WindowsPhone" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.WindowsCamera" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.ConnectivityStore" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.Office.OneNote" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.MicrosoftSolitaireCollection" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "microsoft.windowscommunicationsapps" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online Get-AppxProvisionedPackage -Online | Where DisplayName -Like "Microsoft.BingNews" | Remove-AppxProvisionedPackage -Online
Windows 10でUWPアプリを全部消して、MS製UWPアプリの表示言語が英語にならないように再インストールする
この方法では、技術者向けの情報を取り扱っています。
UWPアプリの起動でトラブルが起きている場合は、この方法では解決しない可能性があります。詳しくは以下のページをご覧ください。
morokoshi.hateblo.jp
現象
Get-AppxPackage -AllUser からパッケージ名を拾ってインストールする方法ですと、たいていの場合はうまくいきますが、MS製UWPアプリのみ英語になってしまってイケていません。
これは、「%ProgramFiles%\WindowsApps\*.language-ja_8wekyb3d8bbwe\AppxManifest.xml」にある言語パックがインストールされていないことが原因です。
ただし、後でインストールをしてもショートカットなどが英語表記から直らないことがあります。
対策
ニュートラル言語のパッケージを指定することにより適切な言語が指定されてインストールできます。
パッケージは「%ProgramFiles%\WindowsApps\*neutral_~_8wekyb3d8bbwe\AppxMetadata\AppxBundleManifest.xml」を指定します。
Windows 10でPeople、アラーム、電卓、ストアなどのUWPアプリが起動しないのでユーザープロファイルを作り直す前にいろいろ確認した話
現象
Windows 10でPeople、アラーム、電卓、ストアが起動しない。
起動するアプリでも以下のようなログが残っている。
ユーザー PCNAME\USERNAME のパッケージ PackageFullName の AppModel Runtime 状態を変更しているときに 0x490 で失敗しました (現在の状態 = 0x0、目的の状態 = 0x20)。
Microsoft-Windows-AppModel-Runtime/Admin
AppModel-Runtime
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エラー
解説
この現象の解決方法は調査が必要です。
一番手っ取り早いのはリカバリーですが、できれば行いたくないものです。
AさんのユーザーでサインインするとダメだけどBさんでは正常に動作するという状態であれば、リカバリーの前にユーザープロファイルを作り直してみることをお勧めします。
もしかすると動作するかもしれません。
★UWPアプリ自体はユーザープロファイル (%LocalAppData%\Packages\) にインストールされるようですので、このような事態はあり得ます。
対策
- Microsoftアカウントからローカルアカウントに切り替えます。重要なファイルがある場合は必ず外部メディアなどにバックアップを取っておきます。データ損失の可能性があります。
- 別のアカウントを作成します。消したいアカウントが管理者権限を持っていた場合は、新しく作成するユーザーも管理者に指定します。
- UWPアプリが正しく動作するか確認をします。
- 容量が厳しい場合は、しばらく使ってみて問題がなければ古いアカウントを削除します。 (必須ではありません)
